Eテレ『チョイス』で放映、巻き爪や爪の変形、爪のトラブル
先日の、4月14日(土)にNHK、Eテレ『チョイス』で巻き爪や爪の変形、爪のトラブルについての特集が放映されました。ご覧になったでしょうか?東京医科歯科大学附属病院の、高山かおる先生を招いての特集番組でした。
高山かおる先生、凛としたカッコいい先生でしたね。
一般の方向けに分かりやすくまとめられていました。さらに詳しく正しく巻き爪の事について知って頂きたいので、番組の内容をおさらいしながら解説を付け加えました。是非、参考にして下さい。
巻き爪のメカニズム
爪はハードケラチンでできた、硬さもあるが柔らかさもあって変形しやすいもの。
爪はそのままだと、どんどん内側に巻いていく性質がある。
しかし、歩くことで下から圧力がかかるために、内側に巻かずに平たく広がる。
指に圧力がかからない歩きかたなどで、下からの圧力がかからないと、爪がどんどん巻いていってしまう。
などの内容でした。かなりかみ砕いた内容でした。
テレビの説明でもあったように、爪はケラチンというタンパク質で出来ているのですが、実は異なる性質のケラチンの3層構造になっています。番組で言ってたようなハードケラチンは上の第1層、第2層です。でも、実は最新の研究(ツメフラ理論)では、その下(最下層)の第3層に巻き爪の原因がある事が分かっています。
その第3層は、第1層2層のハードケラチンとは全く性質が異なり、水分を吸収する事で膨張し柔らかく柔軟に移動する事ができます。詳しくは、下記の原因について解説した記事をご覧ください。
巻き爪の原因って?原因を知れば矯正出来る①【巻き爪矯正センター】
巻き爪の原因って?原因を知れば矯正出来る②【巻き爪矯正センター】
爪の切り方でも巻き爪になってしまう
巻き爪になるもう一つの原因が、爪の切り方。
爪を短く切りすぎると、傷がついたり菌が入りやすくなったりする。
つめの先の白い部分を全部切るのは、実はあまりよくない。
歩いて踏み込んだときにかかる圧力に応えるために、爪は四角いほうがよく、また、指の先まで爪があったほうがよい。
爪の角を横から切ってしまう切り方では、踏み込んだときに爪のまわりにある指の肉が爪のほうがギュッと寄ってきても、爪がないので肉がさらに爪のほうに寄り、逃げ場を失った爪がグッと内側にさらに巻いてしまう。
正しい足の爪の切り方は「スクエアカット」
先は平らで、角をやすりで丸くする。
具体的には
(1)指先と同じくらいのところで、真横にまっすぐに切る
(2)やすりなどで、角を丸く削る。
巻き爪の方は、両サイドを斜めに深く切る(刺さって痛いから)傾向がありますが、これは絶対にやらない方が良いです。巻き爪を余計に悪化させてしまう危険性があります。病院の処置でも、この斜めに深くカットされるケースがとても多いです。そこから悪化してどうしようもなくなった多くのお客様が当院に相談に来られています(´;ω;`)ウゥゥ
確かに爪の切り方一つで巻き爪を悪化させてしまいます。また、巻き爪(陥入爪)に本来ならならないで済むはずの爪が、爪の切り方でなってしまうケースも多々あります。下記に爪の切り方の基本的な考えを動画で説明していますので、参考にして下さい。
巻き爪矯正 超弾性ワイヤー
番組で解説してくださっていた、高山かおる医師の東京医科歯科大学附属病院では超弾性ワイヤーで巻き爪を矯正されていると言ってました。
超弾性ワイヤーの巻き爪矯正とはどんな方法なのか解説しますね。
昔、巻き爪の矯正法で有効な方法がない時代に開発され、当時は画期的な方法として広まりました。高田馬場病院の町田英一先生が、この方法ではよく知られています。
方法としては、爪の両端に穴を開け、そこに弾力性の強いワイヤー(曲げても真っ直ぐに戻る力の強いワイヤー)を曲げながら差し込む方法。ワイヤーが真っ直ぐに戻ろうとする力で爪を真っ直ぐにしていく考え。
【メリット】
・改善する方もいる。
・施術が簡単、早い。※それだけに、穴開けて入れるだけで満足する施術者がいます(注)
・最近は、ワイヤーを自分で購入し自宅でも可能。
【デメリット】
・爪が割れたり、変形するるおそれがある。
・矯正する力の方向が悪く、爪に大きな負担。
・黄線が後退する事が多い。黄線を後退させない事が、爪にとっては大事!
・爪の先端しか矯正出来ない事が多く、再発しやすい。
・爪が平坦になりすぎてしまったり、形が変形してしまう。
・爪に穴を開けるのに、結構伸ばしてもらう必要がある。短いとできない。
・施術者の上手い下手で大きな差がでる。
・重度の巻き爪に対応できない、もしくは変化しない爪も多い。
・再利用出来ない。
長年、ワイヤーで矯正したが、びくともしなかった爪
当院には、マチワイヤー(超弾性ワイヤー)で矯正されていたお客様も多くご相談にみえます。。。。
様々な巻き爪矯正法を詳しく解説しています↓
当院の巻き爪矯正法『ツメフラ法』
※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
肥厚爪、爪甲鉤彎症(爪甲鉤わん症)
また、爪が厚く分厚くなってしまう疾患として、爪甲鉤彎症(爪甲鉤わん症)が紹介されました。
爪甲鉤彎症(爪甲鉤わん症)は一般的には肥厚爪(ひこうそう・ひこうつめ)と呼ばれていて、爪が正常に伸びる事が出来ず分厚く重なるように伸びてきて、そのままにしておくと爪の先端が自分の肉に突き刺さるようになる事もあります。
原因として挙げられるのは
・爪を剥がしたことがある。
・指の部分の打撲や怪我
・深爪
・指の骨先端が大きい
・圧迫される靴を履いている
・爪白癬
・その他
が考えられていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
対処法としては、邪魔な部分の爪を切り厚くなった爪を削り整える事で痛みを感じなくなり快適に生活する事が可能です。
※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
当院は予約制です♪
当院は完全予約制となっています。
施術希望の方は予約サイトでご予約のうえ来院ください。
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ただし、施術中はお電話に出る事が出来ません。着信先にお電話を掛け直しておりますので、しばらくお待ちください。
なお、掛け直しの電話は【050】で始まる番号で掛け直しておりますので取って頂けると幸いです。
実際の施術動画
フットケアといってもどういったことをするのか想像がつきませんよね。実際に当院でおこなっているケアを動画でご紹介します。
巻き爪矯正
※巻き爪の巻き方や爪の質など個人個人で状態が異なるので効果を保証するものではありません。
ウオノメ・タコのケア
※角質の状態が個人個人で異なるので効果を保証するものではありません。
肥厚爪のケア
※爪の質や状態が個人個人で異なるので効果を保証するものではありません。
玉井なつき
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※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
厚木・海老名巻き爪矯正センターの施術の特徴
巻き爪の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな施術なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
厚木・海老名巻き爪矯正センターは、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。